東京手描友禅 リーディンググラスケースirodori メガネケース 手づくり 伝統工芸品 有限会社小倉染芸

【商品の特徴】
■職人の手仕事を持ち歩く喜び
友禅とは、絹織物に下絵を施し、その輪郭に染料のにじみを防ぐ糊を置いていくことで（糸目糊）色鮮やかで繊細な模様を表現する染色技法です。中でも東京手描友禅は、江戸らしい「わびさび」や「粋」を感じさせる上品なデザインと、下絵・糸目糊・仕上げといった全工程を1人の職人が一貫して行っている点が特徴です。

「リーディンググラスケース　irodori」は、「友禅を身近に使えるものに」をコンセプトに、熟練の職人技によって生み出されたこだわりの逸品です。絹の持つさらりとした質感に、鮮やか且つ上品なカラー、丁寧に手描きされた文様など、伝統工芸品ならではの上質さが感じ取れます。


■独自の「写し糊糸目技法」による柔らかな風合い
東京手描友禅では、下絵をなぞるように、「糸目糊」と呼ばれる防染用の糊を置いていき、その内側に刷毛や筆で染料をさしていきます。この糸目糊は、最終的に白く糸のように残り、繊細な模様を浮き立たせます。アトリエ小倉染芸では、黄色を調合した独自の糸目糊を使い、より柔らかな輪郭を表現し、風合いを大切にした作品に仕上げています。

またデザインはすべてオリジナルで考案されており、特にシンボリックな紋は、職人・小倉隆氏の特徴的なデザインの一つです。これは隆氏が北海道を旅した時に出会ったアイヌ文様を正倉院文様にアレンジしたもので、温もりや力強さを感じさせ、作品に格調高さをもたらしています。伝統を大切にしながらも、独自の感性によって唯一無二のモダンな作品が生み出されているのです。


■職人の経験に裏打ちされたセンスと技術による、絶妙な色合い
本製品は、鞄の中から見つけ出しやすい鮮やかなカラーや、眼鏡を優しく保護するクッション性、ちょうど良い軽さとサイズ感など、実用性にも配慮されています。中でも一番のこだわりはカラーリングで、すべての色が独自の調合により作り出されています。

染料は通常の友禅と同じものが使われており、100色以上ある原色をかけ合わせ、オリジナルの色を調合していきます。今回はモダンなデザインでありながらも、着物に合わせやすい「友禅らしさ」を表現するため、「鼠系」の色を絶妙に加えることで、鮮やかな中にもどこか落ち着きを感じさせる色合いが完成しました。また、塗った直後と乾いた後とでは色味が異なるため、都度乾燥・確認しながら調整していきます。このため。色数が多いほど全体の調和を図るのが難しく、まさに職人の経験と磨かれたセンス、技術によって生み出された、他にはない色合いとなっています。


■Made in Tokyoへのこだわり
本製品は、隆氏の「物づくりの産地としての東京を知ってもらいたい」という思いから、染色のみならず縫製も東京の工房で行っています。多種多様な文化が入り混じる東京には、最先端の技術がある一方で、古くから営まれている小さな工房もたくさん存在します。本製品は、私たちがイメージする華やかできらびやかな「東京」だけではない、堅実な物づくりが受け継がれている場所としての「東京」の魅力を再発見させてくれます。

「買ってよかった、変わらない良さ」が詰まった本商品は、伝え継がれてきた技術や流行にとらわれないデザインとなっており、長い間使い手に寄り添ってくれます。


【商品のメディア掲載/受賞歴】
令和４年度　東京手仕事プロジェクト開発商品


【伝統工芸品目/伝統技術の紹介】
東京手描友禅とは、東京を産地とする手描きの染織物で、京友禅・加賀友禅と並び日本三大友禅と称されています。他の産地では分業により生産されるのに対し、東京手描友禅は下絵から仕上げまでを1人の職人が一貫して行うため、より職人の個性が色濃く出た作品となります。

東京手描友禅の誕生は1800年代、文化・文政の頃に遡ります。当時、天下の繁栄の中心が江戸に移ったことで多くの職人が上方から移り住み、特に人形町や神田周辺に東京手描友禅の洗練された意匠が生まれました。やがて江戸の発展とともに町人文化が浸透し、着物にも「わびさび」や「粋」の表現が描かれるようになります。

そのため東京手描友禅では、江戸の風土や粋・洒落を感じさせるデザインが特徴です。単彩の生地に手描きで施された色鮮やかな柄とのコントラストが、上品で洗練された印象を与えます。

【事業者の紹介】
創業約90年の「東京手描友禅　アトリエ小倉染芸」は、江戸友禅の伝統を礎えに、デザインから完成までオートクチュール指向の手描友禅を創作しています。また独自の「写し糊糸目技法」による、より深い色合いと格調の高さが特徴です。その作風は伝統的な古典柄からモダンな柄まで幅広く、さらにはライフワークとして自らの足で世界遺産・知床や熊野古道を訪れ、その風景をテーマにした作品も制作しています。

■職人プロフィール　小倉隆氏
1976年　東京　新宿区高田馬場に生まれる
2005年　父・小倉貞右に師事
経済産業大臣指定伝統工芸品　伝統工芸士
新宿ものづくりマイスター「技の名匠」

受賞歴
2010年　第48回染芸展　青年部染芸展賞
2013年　第51回染芸展　いち居賞
2014年　第52回染芸展　伝統的工芸品産業振興協会長賞
2016年　第54回染芸展　新宿区長賞、高島屋賞
2018年　経済産業省指定　東京手描友禅　伝統工芸士に認定
2018年　第56回染芸展　東京都産業労働局長賞、新宿区長賞
2020年　第58回染芸展 (財)東京都中小企業振興公社賞
2020年　新宿ものづくりマイスター認定「技の名匠」認定

■小倉隆氏のメディア出演実績
首都圏ネット（NHKTV）
東京の伝統工芸（TV東京）
和心百景（TBS/MBS）
加山雄三のゆうゆう散歩（TV朝日）
匠の巧（朝日新聞）
工芸青花（新潮社）
美しいキモノ/ELLE　DECOR（ハースト婦人画報社）
きものSalon（世界文化社）


【ご使用にあたって】
・絹を用いた生地の特性上、繊維が細かく、引きつれや引っ掛かり等により毛羽立つ場合がありますのでご注意ください。
・素材、染料の性質上、多少色落ちする場合がありますのでご注意ください。
・水等により濡れてしまうと変形する可能性があります。
　万が一濡れてしまった場合は水分をタオルなどで拭き取り、陰干しにより乾燥させてください。
・湿気の少ないところで保管してください。


【サイズ】
W70mm×H175mm×D45mm　30g

【素材】
表生地 絹100%、裏地 合皮（スエード）

【バリエーション】
くるみ、もも、あお

【付属品】
箱、取扱説明書

【ギフト包装について】
ギフト対応不可

東京手描友禅の「彩り」を持ち歩く

【商品の特徴】
■職人の手仕事を持ち歩く喜び
友禅とは、絹織物に下絵を施し、その輪郭に染料のにじみを防ぐ糊を置いていくことで（糸目糊）色鮮やかで繊細な模様を表現する染色技法です。中でも東京手描友禅は、江戸らしい「わびさび」や「粋」を感じさせる上品なデザインと、下絵・糸目糊・仕上げといった全工程を1人の職人が一貫して行っている点が特徴です。

「リーディンググラスケース　irodori」は、「友禅を身近に使えるものに」をコンセプトに、熟練の職人技によって生み出されたこだわりの逸品です。絹の持つさらりとした質感に、鮮やか且つ上品なカラー、丁寧に手描きされた文様など、伝統工芸品ならではの上質さが感じ取れます。


■独自の「写し糊糸目技法」による柔らかな風合い
東京手描友禅では、下絵をなぞるように、「糸目糊」と呼ばれる防染用の糊を置いていき、その内側に刷毛や筆で染料をさしていきます。この糸目糊は、最終的に白く糸のように残り、繊細な模様を浮き立たせます。アトリエ小倉染芸では、黄色を調合した独自の糸目糊を使い、より柔らかな輪郭を表現し、風合いを大切にした作品に仕上げています。

またデザインはすべてオリジナルで考案されており、特にシンボリックな紋は、職人・小倉隆氏の特徴的なデザインの一つです。これは隆氏が北海道を旅した時に出会ったアイヌ文様を正倉院文様にアレンジしたもので、温もりや力強さを感じさせ、作品に格調高さをもたらしています。伝統を大切にしながらも、独自の感性によって唯一無二のモダンな作品が生み出されているのです。


■職人の経験に裏打ちされたセンスと技術による、絶妙な色合い
本製品は、鞄の中から見つけ出しやすい鮮やかなカラーや、眼鏡を優しく保護するクッション性、ちょうど良い軽さとサイズ感など、実用性にも配慮されています。中でも一番のこだわりはカラーリングで、すべての色が独自の調合により作り出されています。

染料は通常の友禅と同じものが使われており、100色以上ある原色をかけ合わせ、オリジナルの色を調合していきます。今回はモダンなデザインでありながらも、着物に合わせやすい「友禅らしさ」を表現するため、「鼠系」の色を絶妙に加えることで、鮮やかな中にもどこか落ち着きを感じさせる色合いが完成しました。また、塗った直後と乾いた後とでは色味が異なるため、都度乾燥・確認しながら調整していきます。このため。色数が多いほど全体の調和を図るのが難しく、まさに職人の経験と磨かれたセンス、技術によって生み出された、他にはない色合いとなっています。


■Made in Tokyoへのこだわり
本製品は、隆氏の「物づくりの産地としての東京を知ってもらいたい」という思いから、染色のみならず縫製も東京の工房で行っています。多種多様な文化が入り混じる東京には、最先端の技術がある一方で、古くから営まれている小さな工房もたくさん存在します。本製品は、私たちがイメージする華やかできらびやかな「東京」だけではない、堅実な物づくりが受け継がれている場所としての「東京」の魅力を再発見させてくれます。

「買ってよかった、変わらない良さ」が詰まった本商品は、伝え継がれてきた技術や流行にとらわれないデザインとなっており、長い間使い手に寄り添ってくれます。


【商品のメディア掲載/受賞歴】
令和４年度　東京手仕事プロジェクト開発商品


【伝統工芸品目/伝統技術の紹介】
東京手描友禅とは、東京を産地とする手描きの染織物で、京友禅・加賀友禅と並び日本三大友禅と称されています。他の産地では分業により生産されるのに対し、東京手描友禅は下絵から仕上げまでを1人の職人が一貫して行うため、より職人の個性が色濃く出た作品となります。

東京手描友禅の誕生は1800年代、文化・文政の頃に遡ります。当時、天下の繁栄の中心が江戸に移ったことで多くの職人が上方から移り住み、特に人形町や神田周辺に東京手描友禅の洗練された意匠が生まれました。やがて江戸の発展とともに町人文化が浸透し、着物にも「わびさび」や「粋」の表現が描かれるようになります。

そのため東京手描友禅では、江戸の風土や粋・洒落を感じさせるデザインが特徴です。単彩の生地に手描きで施された色鮮やかな柄とのコントラストが、上品で洗練された印象を与えます。

【事業者の紹介】
創業約90年の「東京手描友禅　アトリエ小倉染芸」は、江戸友禅の伝統を礎えに、デザインから完成までオートクチュール指向の手描友禅を創作しています。また独自の「写し糊糸目技法」による、より深い色合いと格調の高さが特徴です。その作風は伝統的な古典柄からモダンな柄まで幅広く、さらにはライフワークとして自らの足で世界遺産・知床や熊野古道を訪れ、その風景をテーマにした作品も制作しています。

■職人プロフィール　小倉隆氏
1976年　東京　新宿区高田馬場に生まれる
2005年　父・小倉貞右に師事
経済産業大臣指定伝統工芸品　伝統工芸士
新宿ものづくりマイスター「技の名匠」

受賞歴
2010年　第48回染芸展　青年部染芸展賞
2013年　第51回染芸展　いち居賞
2014年　第52回染芸展　伝統的工芸品産業振興協会長賞
2016年　第54回染芸展　新宿区長賞、高島屋賞
2018年　経済産業省指定　東京手描友禅　伝統工芸士に認定
2018年　第56回染芸展　東京都産業労働局長賞、新宿区長賞
2020年　第58回染芸展 (財)東京都中小企業振興公社賞
2020年　新宿ものづくりマイスター認定「技の名匠」認定

■小倉隆氏のメディア出演実績
首都圏ネット（NHKTV）
東京の伝統工芸（TV東京）
和心百景（TBS/MBS）
加山雄三のゆうゆう散歩（TV朝日）
匠の巧（朝日新聞）
工芸青花（新潮社）
美しいキモノ/ELLE　DECOR（ハースト婦人画報社）
きものSalon（世界文化社）


【ご使用にあたって】
・絹を用いた生地の特性上、繊維が細かく、引きつれや引っ掛かり等により毛羽立つ場合がありますのでご注意ください。
・素材、染料の性質上、多少色落ちする場合がありますのでご注意ください。
・水等により濡れてしまうと変形する可能性があります。
　万が一濡れてしまった場合は水分をタオルなどで拭き取り、陰干しにより乾燥させてください。
・湿気の少ないところで保管してください。




【サイズ】
W70mm×H175mm×D45mm　30g

【素材】
表生地 絹100%、裏地 合皮（スエード）

【バリエーション】
くるみ、もも、あお

【付属品】
箱、取扱説明書

【ギフト包装について】
ギフト対応不可